ワインのカテゴリー
Categoria del Vino

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ワインのカテゴリーとは

2004年 9月

   元来わが国でワインは造られておらず、少し堅苦しい、高級なイメージが先行した感じがありました。最近では国産ワインも店頭に並び、気軽にワインを楽しめるお店も増え、ようやく市民権を得たといっても良いでしょう。ここでは改めてアルコール飲料としてのワインの位置付けをしてみたいと思います。一口にお酒と言ってもワインをはじめビール、焼酎、ウイスキー、ブランデー、日本酒、ジンなど多種多様ですが、全て醸造酒、蒸留酒、混成酒の3つのカテゴリーに分けられます。ワインは、ビール、日本酒と同じ醸造酒に含まれますが、特徴として原料の持つ糖分を発酵させてアルコールに変えるため、素材の風味や味わいを楽しむことが出来ます。や米と違い、ワインの原料であるブドウには水分が含まれているため、わざわざ水を足す必要がありません。また、ブドウの皮には発酵に必要な酵母菌が住み着いているので麹菌など添加することも不要です。まさしく100%ブドウそのもので造られるワインは素材になる果実の微妙な味の違いをそのまま味わうことが出来ます。造り方はもちろん、ブドウの品種の違いや組み合わせだけでも多彩なワインが生み出されています。バリエーションの中にはマルサラやポートのように酒精強化された物、チンザノやヴェルモットのように薬草や香辛料、香料を加えた物もありますが添加される糖質や水分は全てブドウから抽出された物でない限り、ワインとは認められません。これでワインはブドウを原料とした他にないお酒であるとわかっていただけたと思いますが、もう一つだけ他のアルコール飲料と異なった点があります。それはブドウはアルコール発酵に必要な水分、糖分、酵母の3つを全て持っている唯一の原料だということです。そのことによって人工的な技術は必要とせず、自然の力のみでお酒に変わることが出来るのです。昔からたいした技術を必要としなかったことからワインは人類の最古のお酒だといわれています。