ウンブリアの州旗

ウンブリア
Umbria

州都 ペルージャ  人口 815,000人

「イタリアの都市」へ

Perugia ペルージャ

ペルージャ県 人口115,000人

ペルージャの祭り   ペルージャは標高500mの丘の上に広がるウンブリア州の州都です。エトルリア時代(紀元前8世紀〜2世紀)から中世に栄えた筋金入りの古都で、城門の付いた強固な城壁がその栄華の時代を物語っています。中世に入ると自治都市として成立、ウンブリア地方全域を支配しました。現在も前8世紀頃に作られ文化財として残るものが多く、ここペルージャの城壁は前4〜3世紀のものとされています。旧市街地は丘の上に建設され、新市街地になるに連れてすそ野に街が広がっています。「11月4日広場」は、街の中心になってから数千年の歴史を持ち、今でも、政治、宗教、祭り、観光の中心地です。ここには前4世紀に作られたエトルリア門がありアウグストゥス皇帝の名が刻まれ今も残っています。上の住居部分は中世以後に載せられたものですが、現在でも住居として使われています。現在は工業、商業の中心地ですが、14世紀に開校されたペルージャ大学があるため学生の多い町です。ペルージャ大学は国立大学になりシエナ大学と同じく外国人のためのイタリア語講座があります。受講料が安いため人気があり、世界各国から留学生が訪れ国際色豊かな町となっています。様々なイベントも催され、7月のウンブリアジャズフェスティバルや10月のエウロチョコフェスタなど盛り上がりを見せます。

Assisi アッシジ

ペルージャ県 人口25,000人

サン フランチェスコ寺院   アッシジは小高い丘の上に位置する小さな美しい街です。 ここは第2のキリストと呼ばれる聖人フランチェスコの街であり、全世界のカトリック教徒の巡礼の地となっています。街は古代ローマ時代に造られましたが、街の原型は現在それほど変わらないようです。その後ウンブリアの中心に位置することから、アッシジは重要都市として発展します。12世紀より城壁が新しく築かれ街は拡大し、13世紀には自治都市として独立します。そしてこの頃に聖フランチェスコが誕生し、アッシジの本当の歴史はこの時より始まったと言っても過言ではありません。裕福な毛織物商人の息子として生まれた彼は、若い頃放蕩生活を送った後騎士になります。その後病気を患い信仰に目覚めたフランチェスコは、自らの財産を全てなげうって教会の修復などを行います。弟子たちと共に各地を放浪しながら3つの戒律「従順・清貧・貞潔」を説き、托鉢修道会(フランチェスコ修道会)を設立します。また彼は自然に対しても開かれた感性をもち、自然と一体化した聖人として称えられています。彼の活躍によりアッシジはキリスト教の繁栄に欠かせない街となり、世界的に重要な聖地の一つへと成長していきます。死後は彼の功績を称えフランチェスコ聖堂をはじめ、今でも数多くの彼の偉業に由来する建物や最高傑作の芸術が残されています。しかしアッシジはペルージャとの争いを始め、その後街は長い閉塞期を迎えます。都市として停滞していたため、今でも当時の面影を残した中世の街並が残っています。現在のように巡礼や観光客で賑わうのは20世紀に入りフランチェスコ没後700年の巡礼が行われ、彼がイタリアの守護聖人になってからでした。今でもカトリック教徒にとって大きな心の拠り所であります。アッシジは小さな街ですが、宗教、芸術、観光と大きな魅力を持つ、イタリアを語る上で欠かす事の出来ない場所の一つです。

Norcia ノルチャ

ペルージャ県 人口4,700人

ノルチャのサンベネデット僧   ノルチャは古くサビーニ族が街を創り、その後ローマ帝国の植民地となりました。シビッリーニ国立公園の中の山の奥に位置し、自然に囲まれています。サン ベネデット広場を中心に、きれいな大通りのある13世紀の城壁に囲まれた町です。人口も少なく小さな町ですが、キリスト教の大きな宗派の一つであるベネディクト派の創設者、サン ベネデットを生んだ土地であり、彼はその後のキリスト教世界に大きな影響を残しました。現在も彼の名残ある寺院が残っています。サン ベネデット聖堂の地下礼拝室には1300年代のフレスコ画が残っており、その頃に起源を遡る市庁舎やサンタ マリア アルジェンタ教会など、小さな町ながら様々な観光名所があります。またノルチャは観光都市としてだけではなく、特産品であるサラミチーズ、黒トリュフで知られています。豚肉職人の村と呼ばれサラミ造りの歴史は古く、ここでは数多くの加工肉食品を見ることが出来ます。イタリアではサラミ店をこの町から名前を取りノルチネリアとも呼びます。また黒トリュフはフランスのペリゴール産についで、ウンブリア州ノルチャ産が有名です。店頭には様々な大きさの瓶詰めトリュフや蜂蜜漬けトリュフを売っています。ノルチャではこのような特産品の土産屋が多く、秋に入るとフレッシュの黒トリュフを求めに多数の観光客が訪れます。