Aosta アオスタ
アオスタ県 人口36,000人
アオスタはヴァッレ ダオスタ州の州都になり、州全体の行政と産業の中心地です。住民はイタリア語だけでなく隣接しているフランス語も話し、アオスタの方言をアオスタ語とも言います。州の中心に位置しアルプスに囲まれた盆地になり周囲には三千、四千メートル級の山々がそびえています。アオスタの歴史は古く、先史時代以前には巨石文明がありリグーリア族が支配をしていました。その後これを破った初代ローマ皇帝アウグストゥスによって紀元前20年、この地にアウグスタ
プラエトリ(Augusta Praetoria)と呼ばれる町を建設しました。これが後にアオスタ(Aosta)となります。古くから交通の要所として栄えたのでローマ時代や中世には歴史的遺産が造られ、現在も市の中心に数多く残っています。今でもイタリアとフランスやスイスを結ぶ重要な位置であることから、年中多くの観光客が遺跡の見学やスキー、ロック
クライミングを楽しみに訪れます。毎年1月の終わりには州の各地から集まった職人による、この地方の伝統的存在である木細工を披露するサントルソの千年市が行われます。この2日間はたくさんの人が訪れ町の人口は3倍に膨れ上がります。ここではアオスタ料理と呼ばれる田舎料理が盛んに作られています。パスタでなくポレンタが好まれ、近くで獲れる野鳥やジビエ料理、そして乳製品が主役です。特にフォンティーナは歴史も古くイタリアを代表するチーズの一つとも言えるでしょう。