


| 中 逆三角形 五烈葉 |
| 中 逆三角形で長い |
| 中 球形 皮は薄く霜がかる
しかし同じ房の中でも形が不規則 |
| 中=軽 180g |
| 中=早 |
| 11,3-12,5% |
| Beina, Bignola, Cassolo, Dolcetta nera, Nibio', Ormaresco, Uva d'Acqui, Uva di Ovada, Uva di Roccagrimalda |
ドルチェットは主にピエモンテ州クーネオとアレッサンドリア県で栽培され、早期に成熟する酸の少ない葡萄品種です。その起源については確かなものがありませんが、最初の記述は8世紀後半になり、ドッセットという名で紹介されています。モンフェッラートから続いてリグーリアへ、そしてオルトレポパヴェーゼへと伝播していったと考えられています。リグーリアでは現在もオルメアスコの名で栽培されています。名前の由来は「ドルチェ=甘い」からきていますが、造られるワインは辛口になります。酸度が低く高い糖度を持つブドウそのものの甘さから名付けられました。この品種の果皮は色素を多く含むので紫色を帯びた濃いルビー色のワインになり、味わいは柔らかくフルーティーで、リコリスやアーモンドの香りを持ちます。ネッビオーロより約4週間早く成熟するため、畑を分けて栽培されています。限られた地域で生産されるのはタナーロ川右岸特有の白い石灰岩と粘土が混じった土壌を好み、それより重たい土壌では最大限の個性を発揮することが難しいからです。最高級のドルチェットの大半が造られるのはドルチェットダルバになり、そしてその真ん中に位置するディアーノ ダルバでは全イタリアワインの中で、初めて法律でクリュ(畑指定)が整備されたことで有名です。ネッビオーロ、バルベーラと共にピエモンテ3大品種になりますが、今までドルチェットはこれらに比べ品質と認知度で一歩出遅れていました。ですが最近ではドルチェットの可能性が見直され優秀なワインが数多く造られるようになりました。